■0■はじめに

この記事はWindowsユーザに向けて,次の2点についてのインストラクションである.

計算機実習Iでは,Unixの学習のために,Windowsの場合はUbuntuをインストールする.   ※MacOSはもともとUnixベース(というかUNIXと名乗ることができるOSの一つ)なので,改めて別のOSをインストールする必要はない.大まかには以下の2ステップ.

  1. Windowsの設定で,"Windows Subsystem for Linux"(以降,WSLと略称) という機能を有効にする
  2. WSL用に用意されたUbuntu Linuxをインストールする( Ubuntu 24.04.1 LTS )

■1■WSL有効化,Ubuntuインストール

以下に,WSL(WSL2)を有効にしてUbutuをインストールする最も簡単な手順を述べる.

◎1. Windows PowerShellを管理者で起動する

◎2. WSL Ubuntuをインストール開始する

◎3. 再起動する

Ubuntuインストール後は,ユーザIDとパスワードの入力に続く.

■2■Ubuntuの初期設定

上記インストール後は,"Ubuntu" がインストールされているはず.UbuntuはLinuxのメジャーなディストロの一つである.   ※Ubuntu:ウブントゥと読む( ズールー語で「他者への思いやり」の意 ).   ※ディストロ:ディストリビューションの略:配布形態の意.

インストールが終わったら,Ubuntuの最初のユーザ登録とパスワード登録が促される.いかに手順を示す.

◎1. ユーザ名を決めて入力

◎2. パスワードを入力

◎3. プロンプトで確認

◎4. Ubuntuを終了するには

◎5. 起動は"Ubuntu"アイコン

以上で,UbuntuというOSが利用可能になった.

★実習★ Ubuntuの起動テスト

Ubuntuターミナルを終了した状態で,改めてUbuntuを起動してみよう.

  1. Ubuntuターミナルを起動する.
  2. 試しに,コマンド df + Enter を入力して,文字列が出力されるのを確認する.  ※ “df” はマウントされたファイルシステムを確認するコマンド.今はよくわからなくてもよい.
  3. exit +Enter で Ubuntuを終了する.

あともう少し,手続きが残っている.

■3■アップデートとアップグレード

インストールした直後のUbuntuは,最新の状態ではない.なので,次のような手続きが必要になる.Ubuntuを起動した状態で,以下のコマンドを入力する.   ※以下のコマンド apt updateは最新のソフトウェアパッケージ情報を**取得・更新(情報更新)し、apt upgradeはその情報をもとにインストール済みのソフトウェアを実際に最新バージョンへ更新(実体更新)**すること.

  1. パッケージデータベースの「アップデート」:パッケージ情報を最新に

    sudo apt update +Enter

  2. パスワードを聞かれるので,上で設定したパスワードを入力 (Enter)  ※この処理には数分かかるかもしれない

  3. パッケージの「アップグレード」:ソフト/コマンド/ライブラリを最新に

    sudo apt upgrade -y +Enter   ※sudoコマンドは前回実行直後ならパスワードを聞かない   ※この処理には数分かかるかもしれない(またか)

★この「アップデート+アップグレード」は,最初だけでなく,時々やるほうがよい.

※注意※