UbuntuでもMacOSでもインストールが上手く行かない時がある.個別には丁寧に見ていくしかないが,一般的にその時に注意することを挙げておく.

  1. ターミナルをすぐに閉じてはいけない. ターミナルには履歴機能がある.右端のスクロールバーを上げていけば, 画面の上に流れたメッセージを辿ることができる
  2. エラーメッセージをよく読む. インストール中やコマンド実行中のエラーなら,必ずエラーメッセージが出る.メッセージには必ず意味がある.「意味不明のメッセージ」なんてない. ほとんどは英語だが単語がわかれば中学レベルなので,嫌がらずに読むこと
  3. メモ帳などにエラーメッセージをメモする. そのエラーが起きる直前に入力したコマンドも記録する.入力コマンドを覚えてなければ,ターミナルをスクロールして探す.このメモを頼りに,同じか類似したエラーメッセージについてweb検索する.単純な打鍵ミスなら多くの場合"Command not found."といったメッセージが出る.何度か同じエラーメッセージが出たら,似たようなミスをしていないか,確認する. どうしてもうまく行かない場合,WindowsならUbuntuをアンインストールし,再インストールする方法もある.※MacOSはそうはいかない

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参照:WSL2の初期化とアンインストール方法 - ari23の研究ノート

このようなプロセスを繰り返すことで,操作に対する「スキル」が上がっていくだろう.エラーメッセージは気持ちいいものではないが,問題解決の最大のヒントである.エラーが沢山でたからといってパニックにならず冷静に,一つ一つ丁寧に調べよう.

◆ヘルプ◆

わからなければ,本実習の質問チャネルに書き込む.ただし,PC本体やOSそのもののトラブルという可能性もある.

瀬田学舎 1号館 443室のBYOD相談室にいけば,困ったことにいろいろと教えていただける.