Tips:Ubuntuにコマンドをインストールする Ubuntuを起動した後,以下の手順通りに作業をする.
aptデータベースをupdateする.準備ですでにやった人も念のため. ※以下,"$"はプロンプト記号なので入力しない.▼はEnter
$ sudo apt update▼
[sudo] password for XXXXX: ◀◀登録したパスワードを入力
.....
.....( 色々表示される )
.....
.....
$ ◀◀終わったらプロンプトが帰ってくる
※"sudo"コマンドは,管理者ではないユーザに管理権限を一時的に持たせるコマンド. ※パスワードが通らない場合: → [Tips:WSL-Ubuntuのユーザパスワード変更]
インストールするのは "units","ispell","bc","ncal" の4つ.
インストール操作は以下の通り( 1度に複数インストールできる ).
$ sudo apt install units ispell bc ncal -y▼
.....
.....( 色々表示される )
.....
.....
$
※ダラダラっと文字列が出力されるが,エラーメッセージに注意. → エラーらしき文字列があれば,記録📝しておくこと
※エラーが出たら,まずtypo( スペルミス )を疑おう
コマンドの存在確認には "which" コマンドが便利.
$ which units ispell bc ncal▼
/usr/bin/units
/usr/bin/ispell
/usr/bin/bc
/usr/bin/ncal
$
これらの4行が出たらOK.表示されないツールがあればうまくインストールできていない. → 再度手順 2.を試みる.エラーメッセージ( らしき )表示が出たら,それについてwebで調べ,メモし📝,どうすればよいか考える.それでも理解できなければ質問する.
本実習で使用するツールは以上だが,他にも様々なツールを "sudo apt install' で導入できる.
aptでインストール可能なパッケージは膨大である( 2024/05/27現在,83094個 ).これらに対して,aptのサブコマンドでパッケージ一覧をチェックしたり,パッケージを検索したり,詳細情報をチェックすることができる.
以下に操作例を挙げておく.
$ apt list | less▼ ← 数万行のためページャで読む.spaceで次頁,"q"で終了
$ apt search zsh▼ ← 例:"zsh"を含むツールの検索
$ apt show zsh▼ ← 例:"zsh"コマンドの詳細情報を提示